授業中寝てしまう・・・

授業中寝てしまう・・・

「亜矢子先生に聞いてみよう!」今回の相談は中学2年生の男子生徒からです。

Q 〇〇先生の授業がつまらなくて、みんな寝たりしゃべったりしています。自分も居眠りしちゃって勉強が分からなくなってる気がします

 A まず最初に伝えます。授業中に眠るなんて、本当に本当にもったいない! 学校で学ぶのは「義務」ではなく「権利」であることは知っていますか。授業が面白いかどうかは別として、日本の子どもたちは毎日何時間も「学ぶための時間」を与えられています。これは先人たちが苦労して勝ち取った、あなたたちの未来のための大切な贈り物です。なぜって、知識は人生の「武器」になるから。その重要な権利を今、自ら放棄していますよ。

 大人になって気づきます。まとまった時間を確保することが難しいということを。仕事や家事に追われ、じっくり学ぶ時間は簡単に取れませんし、学ぶのには基本的に費用がかかります。学校とは、大人たちが働いて納めた税金を使い、子どもがみな平等に日々学習できる、とても恵まれた場所なんです。

それを意識したうえで、もし本当に眠いのなら、まず家庭での生活を振り返る必要があります。部活動で疲れる時期でもありますが、夜更かしをしていませんか。寝る直前までスマホやゲームをしていませんか(デジタル機器の光は脳を覚醒させ、睡眠の質を下げます)。授業中の眠気は、本当に先生のせいだけですか。

それでも授業が退屈に感じるなら、できることはいくつもあります。例えば教科書で今日の学習内容を先に読んでみる。その教科の問題集を開き、問題と答えを確認してみる。ノートは板書を写すだけでなく、疑問に思ったことを書き留めて後で先生に質問する。先生が強調した言葉を教科書から探して印をつける。受け身で聞いているだけだと退屈でも、自分から学ぼうと意識を変えると、時間の使い方は大きく変わります。

授業を面白く(学習内容を興味深く)するのは先生の役目。ただ、学び方を工夫できるのは自分自身です。授業で眠って大切な時間を失うより、自分なりに考える、工夫する。「一つでも知識を手に入れてやる!」。その積み重ねが、数年後のあなたをつくると断言します。 最後に、私は、あなたが相談してくれたこと自体に大きな価値があると考えます。「このままでいいのかな」と感じているのでしょう。その気持ちがあるあなたは、きっと変身できると思います。与えられた学びの時間をどう使うかはあなた次第です。ほんの少し意識を変えて、授業の時間が、感謝すべき大切な時間だと思えたらいいな。(小島亜矢子 一般社団法人こどものみらい舎代表)

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