定期テスト点数ショック
元中学教諭で、さまざまな学習法を提案している
「さくら*みらい塾」(長野県上伊那郡箕輪町)の代表 小島亜矢子さんが、
小中学生の子どもを持つ親からの質問に答える
次世代学習アドバイザー亜矢子先生に聞いてみよう!
今回の相談は中学1年生男子のお母さんからです。
Q.定期テストの点数を見てショックを受けています。特に英語は悲惨でした。苦手どころか英語嫌いになりそうです。
中学で受けるテストは、小学校とは問題数も難易度も違います。
昨年度小学校で英語が教科化されましたが、
あくまで「聞く・話す」が中心で、「書く」ことの定着が求められるのはアルファベットのみ。
でも中学校では書くことが得点に結びつく割合が高く、急にテストの難易度が上がります。
さらに他の4教科と比べて「技能」を強く求められます。
でも習得が難しいのは英語は「言葉」であり、コミニケーション「ツール(道具)」だから。
道具は日常的に使わなければほこりをかぶったり、錆びたりして使えなくなりますよね。
つまり常に日本語を使って生活している日本人が英語を簡単に使いこなせないのは当然。
強制的に、例えば留学して英語だけしか使えない環境にいれば、飛躍的に英語力が上がります。
では家庭でできる事はあるのでしょうか?
英語嫌いの理由の1つに「読めない」があります。
これは克服できますよ。
今年の教科書、なんとQRコードが付いています!
ぜひ今すぐお試しを。
英単語や英文を「聞く」ことができます。
聞いたら、音を口に出して「読む」
繰り返して読めるようになったら、最後は聞きながら「書く」
これを宿題の自学ノートも埋まりますよね。(笑)
私は日記の一文(または一語)を英語で書くように指導しています。
町の看板や新聞の見出し、漫画や歌の題名、歌詞などカタカナ語は、基本的に外来語ですから、親も意識して「外国語探し」を。
特に英語に日々触れる機会を作ることが大切。
「学びは楽しみながら」が一番頭に入るし残るのです。
また外国語は英語に限りません。
広がった世界。いろんな国の言葉に興味を持ってたら面白いですね。
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