夏休みの宿題 ためてしまう

夏休みの宿題 ためてしまう

元中学教諭で、さまざまな学習法を提案している
さくら*みらい塾」(長野県上伊那郡箕輪町)の代表 小島亜矢子さんが、
小中学生の子どもを持つ親からの質問に答える

次世代学習アドバイザー亜矢子先生に聞いてみよう!

今回の相談は小学5年生女子のお母さんからです。

Q.夏休みに子供が宿題をためてしまい、最終日に困ってしまいました。

学校で作った計画表通りに宿題を進められる子がいる一方、
「どうしてこんなに残すの」と長期休みのたびに焦るご家庭も多いのでは(笑)。

でも、叱っても現場は変わらないので、
「今ある山積の課題をどう解決するか」という人生勉強だと気持ちを切り替えましょう。

まず休みの宿題すべてをテーブルの上に広げてください。
親子で把握することが第一段階です。
そこから終わったものを抜きます。

次に最終日以外に休みが何日あるか教えてください。
その日数で宿題の山を分けます。

「これは時間がかかるよ」などぜひ親がアドバイスを。

決めたら毎朝、今日やるべき宿題だけをテーブルに載せてください。
子供は計画表の文字より実物の量が見えた方が理解できます。

タイマーを活用して休憩をとりながらノルマを達成させてください。
「決めたことができた!」の成功体験になります。

もし終わらなかったら空けておいた最終日に。
これでスッキリ学校へGO!

さて、ただ怠けているのではなく、何らかの理由で学習や学校に苦痛を感じる子がいます。

親の目でよく見極めてください。
長期休み明けに子どもの自殺が多いと言う悲しい現実があります。
心配なら早めの相談も必要です。

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